HOME > 5S活動と3S活動の解説 > 情報にも3Sがある
3Sの対象は、工場や工具などの場所やモノに対してだけではありません。情報、つまり紙の書類やパソコンのデータに対しても、3Sは当てはまります。
紙の書類やパソコンのデータに関して、次のようなことでお困りではないですか?
こういった『情報に関する問題』を解決していく場合にも、3Sの考え方が役に立ちます。例えば、「書類が氾濫していて事務所が狭い」というのは、書類の整理ができていない状態です。「書類探しに1日に何十分もかかっている」というのは、書類の整頓、つまり、必要な物が誰でもすぐに取り出せる状態にできていないのです。このように、情報にまつわる困りごとを解決していくためのアプローチの方法が、情報の3Sなのです。
場所やモノの3Sは、安全・快適・効率的な職場づくりや製品の品質向上に役立ちます。情報の3Sはそれに加えて、迅速な顧客対応が可能になるなど、売り上げの向上にも繋がります。
情報の整理とは、不要な書類や不要なデータを捨てることです。
まず全文書一覧を作成します。どのような書類があって、どれくらいの頻度で使用しているのか、探すのにどれくらい時間がかかっているか、現状を把握します。そうすると不要な書類が見えてきます。
廃棄する書類情報の整頓とは、必要な情報を、誰でも、すぐに取り出せるようにすることです。
文書に必要な情報を付けて、検索できるようにします。これには文書管理システムを活用します。枚岡合金工具では、自社で開発した文書管理システム デジタルドルフィンズ を使用しています。
情報の3Sを継続するために、月1回、1時間は『PC整理デー』として、会社として時間を設けて不要な情報の清掃に取り組みます。
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もくじ
はじめに
5S活動と3S活動の解説
5S活動のマネジメント
改善事例
枚岡合金工具の3Sの歩み
3S活動関連グッズ
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人を育み、利益をもたらす 会社を強くする習慣 ―― 枚岡流「徹底3S」9つのルール 古芝保治(著) 弊社代表の著書、待望の第2弾。 |
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古芝保治(著) 弊社代表の著書。弊社の3S活動の理念が凝縮された一冊です。 |
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弊社の改善活動の事例と、その具体的な実践手順について解説。 |
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